Nov 30, 2009

アプローチの違い

ここのところ続けて2枚、トリオでのアルバムを出したAdam Rogers。これは2007年に出した方の"TIME AND THE INFINITE"。

2枚のアルバムとも、馴染みのあるスタンダードであることをいいことに(?)、コード進行はベースから想像してくださいとばかりに、コードは最小限にとどめ、単音で展開してゆく。このあたり、最近出たKurt Rosenwinkelのトリオでのアルバムと対照的なアプローチで、Kurtの方は、コードとメロディで楽曲を埋め尽くす。もちろんふたりとも、どちらのアプローチも楽勝でできるんだろうが、それぞれの最近の嗜好が反映されているようで、なかなか興味深い。

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