Aug 16, 2010

Orlando le Flemingの"From Brooklyn With Love"

最近意識して聴いているギタリストLage Lundが参加した、ベーシストOrlando le Fleming(写真右から2番目)のリーダー作(ライブ版)を聴いてみた。ほぼ同時期に同じレーベルからリリースされた、サックスWill Vinsonのライブ版"The World (Throuh My Shoes)"とほぼ同一メンバー。Will Vinson (as)、Lage Lund (g)、Orlando le Fleming (b)という布陣で、ドラマーだけがこちらはAntonio Sanchez。

Will Vinsonもそうだが、この人もコンテンポラリーの範疇ながら、コード進行の美しい曲を書く。そのコードを担うのがLageの繊細なアルペジオ。ソロでも自身のリーダー作やSeamus Blakeのリーダー作の時のような、インターバルを意識した和声重視のスタンスで、懐の広さを見せる。

それにしてもこのNineteen-Eight Recordsというレーベル、Willの前作"Promises"でもそうだったが、録音が非常に良い。特にサックスの音は、今まで聴いたことがないくらいリアルに録られている。要注目。

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