Dec 3, 2009

Haitink

こちらのBloggerブログに越してきて、初めてのクラシックネタかも。

Haitink & Chicago Symphony Orchestraのマーラー新録音第4弾。 第3弾は交響曲第1番、第2弾は6番。
あれ?第1弾の3番だけ買ってなかったのに今頃気がついた。

それはそうと、以前6番を評して「室内楽的」と書いたが、この2番も透明度の高い合奏。それぞれの楽器が混ざり合うことなく、マーラーが目指した対位法をつまびらかにする。

さらに、どなたかが「この曲が角笛交響曲のひとつであることを思い出させる」演奏だとブログで書かれていたが、まさしく同感で、ともすると5番や6番のように劇的な表現で演奏されることが多いこの曲において、牧歌的な側面にスポットライトを与えた希有な例だと感じた。

No comments:

Post a Comment